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2016/6/13

世界気象機関(WMO)は、南半球の大気中CO2濃度が400ppmの大台に到達したと報告した。大気中のCO2濃度は氷河期の終わりから産業化が始まるまで278ppmで安定していたが、アメリカ海洋大気庁(NOAA)のデータによると人間活動によって過去25年間で大気中CO2の直接的温室効果は産業化以前と比べ50%上昇したという。2015年には世界の平均CO2濃度は約3ppm上昇し、399ppmに達した。化石燃料を燃焼する設備の大部分は北半球に存在し、海洋などのCO2吸収源は主に南半球に位置するため、北半球の方がCO2濃度は高く、北半球では既に2014~2015年に400ppmに到達していた。今回、南半球でもタスマニア北西海岸のグリム岬の観測地点で2016年5月10日、南極のケーシー基地では2016年5月14日に400ppmに到達したことが観測された。400ppmへの到達は予想より早く、要因としては化石燃料からのCO2排出の増加や、強力なエルニーニョ現象によって海洋や植物のCO2吸収機能が抑制されたことが考えられるという。

-レンツ配信記事-

   
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